インターネットのもぐらたたき

どことは言わない。

どことは言わないけれど、
今のインターネットはもぐら叩き状態になっていると思う。


何十万人、ともすれば何百万人という人々が、ぐるっと輪になって、
「対象」というか、ターゲットをぐるりとかこんで、じっと凝視して、


そのターゲットが何か少しでも動きを見せようとすると、
何十万人、何百万人がいっせいに持っているハンマーで殴り掛かる。


多勢に風情、何を弁明、弁解しても、数が文字通り桁違いなのだから、
何を言っても焼け石に水。叩かれるしかない。

だから皆、「ほどほどにしよう」という風潮がすごい広がっているように見える。
名前を変えたり、URLを移したり。


でも、俺は十舞啓斗でやっていきたいと思う。

俺は穴から顔を出して叫び続けるし、
名前も顔も出さないでもぐらを叩き続けることにやっきになっている奴に屈したくはない。

人ってのは、自分の主張があって、はじめてその人がその人であるという証なんだと思う。
少なくとも、今の時代では。


それもなしに、ただ「珍しい」「ちょっと人(他人)の意見からずれてる」というだけで
もぐら扱いして、「みんなでこいつ叩こうぜ」という奴らには、屈したくない。